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執筆者の写真Yukiko Yoshida

一年半が過ぎて




ブログを始めた頃、まだ症状も重くてとても苦しかったのが、記事を読んでいて自分でも感じます。


前回のBe Freeとのタイアップについての記事から1年と少し経って、久しぶりに自分のブログを開いたら書きたくなった、ゆきこです。みなさん、お久しぶり!


こんなに放置しているのにアクセスが絶えていないのが不思議で、

どんな人が読んでくれているのか、

家族や親戚が定期的にチェックしてくれているのか、

だいぶ頭を捻らせた、ゆきこです。

(ものの15秒)


さて、WIX(このサイト)がなんだか新しくなってブログページが親切にも新設しているので、新しい方に投稿してみます。



1年ー。

2018年にフリーランスで仕事を始めてからは、1年半が経ちました。

モデルを始めてからは1年ちょっと。


私にとっては、これだけ長く何かを続けていられるのは本当に稀で、感謝と驚きの気持ちに幾分の誇らしさもまざってきます。


この「トラウマ丸ごとパッケージ」「躁状態のそーなんだ」「依存症ラビリンス」「ダークマターを心の病気に例えたら」など、これまで様々なシリーズをやってきました。


ほとんどが途中で終わっています。


いや、終わっていないのですが、止まっています。


そう、色々治療やブログ以外のことが増えて、気がついたいたら放置。


そんなこの1年を、少しだけご報告したくて再開。

そんな気ままなブロガーですが、(え、いつからブロガーになったの)一体どんな1年を過ごしていたのか。



フリーランスで働き始めて

飲食店のアルバイトを辞めてすぐ、英会話を教える仕事を始めてみました。

友達のおかげで始められたのだけど、これならもしかして仕事にできるかも、と思い色々工夫して拡大していき、まだ当時は学業もあったので両立をはかりながら継続。


もともと教えるのが好きだった私は、学校の後輩やクラスメートなどに英語を教えたことがありました。教える、という言葉はあまり好きじゃなくて、「自分が学んだことを渡す」という方が近かった。


仕事になってからは、マネジメントの勉強、自分のスタイルやシステムの確立、生徒さんのニーズをしっかり汲み取る、など日々が練習と学習なところも多いですが、たとえ時間がかかっても、そこから得られるものって大切なものなんだろうなぁ、とちょっとずつ実感しています。


何より大きいのが、調子を崩したときの働き方。


バイト時代は曜日と時間が決まっていて、その日に何かがあったときに「休む連絡」を急遽することになり、非常に心苦しかった自分がいました。

理解のあるバイト先だったので、「大丈夫」「無理しないで」と行って言ってくれていたのですが、ある程度自分で兆候を読んで、早めに連絡をしてくれた方がありがたい、と言われたこともあり「どうしよう、、」と朝になって罪悪感でさらにきつくなってしまうこともしばしばありました。


フリーランスで自分のマネジメントをするのは、病気とのお付き合いという「人生の本業」と両立がしやすい気がしています。


たとえばうつべえさんが来たときも、大抵は「いつまでいらっしゃるのか」分かりません。

生徒さんがいることは、私の大切な責任ですが、自分の上司が自分なので、会議を自分でします。すると、病院で学んできたことを働き方にも活かしやすくて、毎日違ううつべえさんのテンションに合わせて「今日はどれくらいこうしよう」を前よりも見てあげやすくなりました。朝を、「ゲー、うつべえさんまだいるよ。今日も休まなきゃなのかな、どうしよう」の困り感から始めるかわりに、「なるほど。今日はこんな感じなんだね。じゃあこれくらい」と調節がしやすくなったように感じます。


モデルも英会話も、現場に行く作業や、少し大きな責任がある場合などがあります。


それは、自分の病気の状態を気をつけながら、自分のスケジュールに入れるようにしていきました。それをカウンセリングや病院の時に見てもらって、一緒に作戦を立てることもありました。


何より、やっていて楽しくて、やりがいや強みを活かせている感覚があったので、次第に働くことがワクワクになり、それが自分のリカバリーにも影響を与えてくれているなーと感じます。


波はあるし、1年半たったいまでもうつべえさんは全然いらっしゃるんだけど、それなのに働けているのは本当にありがたいこと。そしてそれを支えてきてくれた病院のスタッフさん、カウンセラー、家族、友達に本当に感謝です。自分にも、よく頑張ってきたね〜と褒めてあげたいです。



モデル

長くかかった高校生活の幕が閉じ、新しく始めたのがモデル。

ファッションショーにも出てみたり、CMに出演ができたり、この1年だけでもありがたい経験をさせてもらえた。周りをみると「自分にはこれが足りない」と悔しくなることもあるけれど、その分「自分の持っているものを最大限活かしていく」という頑張り方も意識してみたり、なかなかチャレンジの絶えない旅路です。

けれど、モデル業の場合、私にはミッション的なのもあって、摂食障害との関係が無視できない世界だからこそ、「私の中の摂食さん」がなるべく正直に生きられるようにある約束をしました。「ありのままでやってみる。」

これはある意味難しくて、痩せてた方がやっぱり簡単だし、気持ちも安心する。けれど痩せるためにまた色々自分の苦しくなることや傷つくことをするのは「本業」に反するので、摂食の波に正直になり、痩せてなきゃモデルができないというのは事実じゃないよ、というのを自分にも周りにも立証していきたいなあ、と思ったのでした。


モデル、という言葉に、偏ったイメージを持たせたくないなぁ。


痩せに、直結させたくないなぁ。

自己否定や、自分への嫌悪につながって欲しくないなぁ。


そんなことを半ば自分に対して言い聞かせることも多いですが、思いながらやってきました。思いだけじゃなくて、仕事としてのスキルがやっぱり求めらる世界だから、形にしていくにはまだまだ練習も経験もこれからなのかもしれないけど、目の前のことを一つ一つ大切にしてやっていきたいと思います。(抱負になったw)



新しいシェアハウスで

生活も、拠点を下町から東京の郊外に移し、新しい同居人たちと暮らし始めました。可愛いお家で、前の家みたいに風がふいただけで揺れるなんてこともなくてのどかです。


砂糖断ちをしてみたり、恋愛とはなんぞやを勉強してみたり、不思議な郊外ライフを送りながら、仕事も生活もなかなか面白い毎日を過ごしています。


沖縄にも「帰宅」してみたり(東京の人です)

アメリカに行ってみたり


アクティブなこともあれば、

1ヶ月くらいほとんどお家にいることもありました。



え、長くなっちゃった


病気がある中で自分にあった生活、働き方、自立の定義を探しながら過ごしてきたこの1年。


Be Freeのサイトに載せていただいた記事にも書きましたが、「自由」にしても「リカバリー」にしても「自立」にしても、その人それぞれの定義があるんだと思う。


この先どんな1年が待っているのか分からないし、

病気とのおつきあいがどうなって行くのか、仕事がどうなっていくのか、人生どうなるのか、分かりません。

でもこの1年、きっと成長して、色々頑張れて、色々学べたなーと思います。


そんな近況報告です。

うわー雑なまとめ方してきた此奴!と思ったそこのあなた。


いや、こんなに長い近況報告を読んでくれて、ありがとうございます。


次回はいつかな?


このブログも、将来的には進化するかもしれないし、どうなるかな?


えへへ。(終わり方よ)













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