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執筆者の写真Yukiko Yoshida

卒業をして今①


うつ中ですが記事を書きます

今ゆきこは久しぶりにうつの状態になっています。ここんところちょいと過眠気味だったので、ここらで起きている時間をちょっと伸ばしてみようと思いブログを書いています。きつい、、笑

実は今日、私のルームメイトの1人が「卒業おめでとうパーティー」を開いてくれました。うつべえさん(ゆきこは鬱のことをうつべえさんと呼ぶことにしています)が来てしまっているので、正直なところ参加できるかが不安だったゆきこ。自分のためのパーチーなのに、、、!

ということで、パーチーの始まるちょっと前の時間に正直に打ち明けてみました。

「うつがプチ再発中で、そもそも病気なんです」

かぶりを振りたくなるほどに、理解ある反応を示してくれたルームメイト。彼女の素晴らしさと感謝をここにもっと綴りたいところですが、こうしてタイピングしているだけでも結構しんどいので、ごめんね、、、本題に入ります。


モアナ、そしてルームメイトのメッセージ

そう、なぜルームメイトやらパーチーやらうつべえさんの再来やらの話をしたかというと、まあこれが一応今回の本題につながっているので今暫く辛抱して読んでみていただけるとありがたい所存です。

実はパーチーで、ルームメイトが「モアナ」を一緒に見よう!と用意していてくれたのです。

モアナ。主題歌を歌っているアレッシア・カラが好きなゆきこは、ハワイが大好きなのもあって、ずっと楽しみにしていたまま公開から2年の時が過ぎていました。

このモアナをルームメイトが大々的な幕開けのあいさつとともに再生してくれます。

「この映画はね、(まだこの時点で何の映画か知らされていない)

主人公がありとあらゆる困難を乗り越えて、勇気と、意志と、冒険する力で、私にとっても励ましをくれた映画なんだよ!卒業したゆきこにぜひ一緒に見てほしいな〜と思って、これを選んだんだ。ダラララララララン、その映画はなんと、モアナーーー!」

思わずいえっひーと叫びたくなって

(ちょっと叫んだような気がする)

うつべえさんを差し置いて湧いてきたわくわくと、自分のことをこんなに考えてくれたルームメイトへの感謝と感動を覚えつつ、映画を見たゆきこ。

なるほど、深い。

メッセージがある。

いや、勇気もらう。

励まされる。

なんか、すごい良かった。

って、ディズニーの映画って大抵そうかもしれません。よね、、、

でもちょいと待ってください。

今回はルームメイトが映画の最後にメッセージをくれました。

「そう、この映画を一緒に見たかったのはね、ゆきこが高校を卒業して、きっと今大きな変化で大変だろうなって思って、だって何年だっけ?8年!?8年かかったならなおさらだ!そう、その卒業した今のゆきこに、どうか夢を追い続けて、というメッセージを送りたかったの。」

映画の中で、モアナは自分自身が何のために生まれてきて、自分の本当のアイデンティティって何だろう、と模索します。まあ、これは他のディズニー映画にも共通しているかもしれない。でもモアナは「島」の出身で、しかも「こうなるべき」という道がその小さい(けど平和な)世界に定められていました。両親にも「お前は長にむいている。きっといいリーダーになる。だから島にずっといなさい。海は危ないところだから。サンゴ礁の先には行ってはダメだよ。それが先祖代々の平和の秘訣だ」みたいに言われて育ちます。

プレッシャー。。。

いや、確かにそのプレッシャーの中ですごく上手に活躍しているモアナなんだけど、実は彼女には小さい頃から秘密がありました。それは、彼女自身でも不思議なくらい強い「海に対する引力」。

行っちゃダメ。危険。いやまじ危険やねん。分かってるんだけど、なんでか海に出たくてしょうがないねん。(出た!変な関西弁!)

それが映画のあらすじ。

ここからモアナの葛藤を超えた、冒険が始まります。

ゆきこはフラをやっていたから、モアナのおばあちゃんがフラを踊っているのがすっごく好きだった!

というのは置いておいて、私がモアナで感動したのは、やっぱり、「引力」へのマインドフルネスかなあ。

引力ってどういうこと?

モアナに限らず、きっと現実世界でも色々な人がこの「引力」を感じたことがあるのではないかな、なんてゆきこは考えます。

引力?なにをゆーとんの、この子、と突っ込まれそうですが、

前にダークマターとダークエネルギーの話を書いたのを覚えてる方はいらっしゃるでしょうか?(でた!)

もしまだの方は、ちょっとぶっ飛んでるけどゆきこが心の世界と物理の世界をセオリーのセオリーで記事にしたクレイジーなシリーズがあるので、気になったら読んでみてね。(宣伝しよるこいつ!)

その、ダークマターもある意味で「引力」

ゆきこのセオリーの場合で言うと、不安感や悲しみや空虚感などで、ゆきこを踏みとどまらせたり、引きこもらせたり、気をつけさせたり、居心地の良いところを探させたり、守ったり、頑張るのをやめさせたりする役割があります。ダークマターは「そこにあるのに、見えない何か」であり「バラバラになるはずのものを、まとめたり、そこにとどまらせたり、くっつけたりする」力を働かせていると考えられているもの。(確かそんな感じ。えーっと、独学の知識なので自信が、、)

一方ダークエネルギーもある意味で「力」

こっちは「斥力(せきりょく)」といって、「引力」と逆の働きをします。物質を離れさせたり、空間を拡げたり、外に向かう力のことです。

これもまたゆきこセオリーの場合、生きる力のようなもので、夢を見てワクワクしたり、冒険をしに行ったり、新しいことに挑戦したり、好奇心を探求したり、物事を進めたりする役割があります。居心地の良いところにずっといていたい力が働いていると同時に、そこから飛び出して自由に冒険して回りたい力が、共存しているというわけであります。

だからゆきこの心の中は、病気の部分も、強みの部分も、将来の夢の部分も、全部がどうしてか、どうにかして、いっしょに共存して、くっつきあったり、増殖したり小さくなったりを繰り返して、まるで宇宙みたいになっている、と。

なんかそんな感じの記事を書いたんですよね。(曖昧笑)

話が逸れてしまったけれど、モアナの感じた「引力」を、モアナは「引力の作っている流れに身を任せてみる」「乗っかってみる」という道を選びます。

なるほど。

今はうつべえさんが来ているので、ゆきこの中ではどっちかというとダークマターの働きが目立っています。でもその「引力」もある意味でゆきこのなかに流れを作っているものの一つで、逆らうとなんか余計に苦しいことになるらしい、ということが分かってきています。

なのでうつべえさんが「ご飯食べれない」という流れを作っているなら、「そうだよね、食欲なくなっちゃったよね。普段なら過食に向くことが多いから、混乱しているゆきこだけど、どうやらご飯食べるエネルギーさえ、ちょっと今ないんだよね」と、認めてあげてみる。

うつべえさんが「めちゃめちゃしんどいからずっと横になっていたいけど、考え事がやまないよーぅ」という流れを作っているなら、ちょっと苦しいけど、使えそうなスキルを使ってそれをサーフィンしてみる。横になってよし。寝て良さそうな時間帯なら、頓服を飲んで眠ってもよし。音楽を聴いて紛らわせてもよし。考え事をすこーしだけ観察してみてもよし。(たいてい引っぱられるがまま、考え事のワールドで迷子になります。)Netflixを流して、気をそらすもあり。

いいんです。もし考え事がアイディアなら、Pinterestでピンしまくってもいいんです。めちゃめちゃ疲れているけど、そういうことをして、とりあえず乗り切るんです。

という毎日を過ごしてかれこれ2週間くらいになりました。

うつべえさん、結構しんどい。

こういう中で、ルームメイトが「卒業をした今のゆきこに言いたいメッセージは、”夢を追い続けて”」と言ってくれたことは、私の胸にとても深く沁み渡りました。もし他の人から言われたら、「そんなこと今言わないでよ」という考えになったかもしれない。でもなぜか今日はただ素直に、感動で胸がいっぱいになったのでした。


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