ニューヨーク市に5つの行政区があることが分かったところで、まず第一の気になるポイントを調べてみよう。
あのおっきい公園どこにあるの?
おっきい公園、正しくは「セントラルパーク」は、マンハッタンにあるらしい。皇居が約1.51㎢で、セントラルパークが3.41㎢なので、確かに大きいことが分かる。マンハッタン自体は59.1㎢、大体世田谷区よりもひと、ふたまわり大きいくらいである。
マンハッタン。よく聞くけれど、ウォール街もタイムズスクエアもブロードウェイも、マンハッタンにあるらしいということで、地理的に「ほー!」と納得。なるほど、ニューヨークの中でももっとも中心的な行政区であることが分かった。「アッパーイーストサイド」「チャイナタウン」「ソーホー」「トライベッカ」など、映画やドラマでもよく耳にする地区の多くも、マンハッタンの中に在る。キングコングが登った、あの有名なエンパイアステートビルディングも、コロンビア大学やNYU、ジュリアード音楽院などもマンハッタンにある。
セントラルパークやブロードウェイ、ウォール街など世界的に有名な場所があってなお、食やファッション、芸術、ビジネスなどの中心地であるとは、すごいなあと感心してしまう。マンハッタン、そんなに大きいわけではないのに人口密度は高い、面白い行政区だ。